コラム

ダナンでワーケーションはあり?
コワーキング事情と物価をチェック

最終更新:2026年9月 · 海外メディアと現地情報をもとに整理 · 約3分で読めます

※2026年9月時点で確認できた情報です。料金・施設の状況は変更される場合があります。

ダナンのビーチと高層ビル群 海沿いに都市機能がコンパクトにまとまっているのがダナンの特徴

バリ島やチェンマイでのワーケーションが定番になった今、次の候補地として 名前が挙がり始めているのがダナンです。観光地としてだけでなく、 「ここで数週間〜数ヶ月働けるか」という視点で調べてみました。

気候 年間を通して温暖 平均25〜30℃、乾季と短い雨季
通信環境 高速な光回線が普及 コワーキングスペースはほぼ安定接続
立地の良さ 空港から15分圏内に宿泊施設 都市機能がコンパクトにまとまる
評判 「アジアの穴場」と紹介され始める 海外の遊牧民向けメディアで言及

なぜ今ダナンが注目されているのか

海外のリモートワーカー向けメディアでは、ダナンを「バリ島の喧騒、 バンコクの大気汚染、ホーチミンの渋滞、チェンマイの曇り空に疲れた人たちが 静かに移り住んでいる街」として紹介する記事も出てきています。 話題性だけで語られる他の都市とは違い、実際に長期滞在している人からの 評判が中心になっているのが特徴です。

理由として挙げられるのは、世界水準のインフラが整っているのに まだ知名度がそこまで高くないという「ちょうどよさ」、一年を通して 温暖な気候、空気のきれいさ、そして安定したインターネット回線です。

コワーキングスペースの選択肢

市街地にはすでに複数のコワーキングスペースがあります。

2026年5月には、海外のリモートワークコミュニティによる「コワーキングウィーク」 イベントもダナンで開催されました。ビーチが近く、食事が安く、文化的な 観光地へのアクセスもよく、空港から15分圏内に宿が見つかる点が開催地選定の 理由として挙げられています。

物価感はどれくらい?

生活コストの安さも、ワーケーション先として名前が挙がる理由の一つです。 参考までに、ダナンの最低賃金は月額310万ドン(日本円で約1万4,000円ほど)と ホーチミン・ハノイより1割ほど低く、IT業界の人件費も両都市よりさらに 抑えられているという声もあります。あくまで現地の賃金水準の話ですが、 外食費や生活費の感覚をつかむ目安にはなります。

参考:日々の食費や移動費の具体的な感覚は、サイト内の 「1日3,000円で過ごせるか」の記事Grabの運賃相場の記事もあわせてご覧ください。

滞在期間とビザの考え方

短期のワーケーションであれば、まずは観光目的の短期滞在の枠組みで 様子を見るのが現実的です。数ヶ月単位の長期滞在を検討する場合は、 ビザの種類や更新方法について事前にしっかり調べておく必要があります。 現地の状況や制度は変更されることもあるため、最新情報は日本国内の ベトナム大使館・領事館や、信頼できる現地の行政書士などに確認することを おすすめします。

向いている人・向いていない人

向いていそうな人:静かな環境で集中して作業したい人、 ビーチと都市機能の両方が欲しい人、東南アジアの中でも治安の良さを 重視する人。

向いていなさそうな人:夜遅くまで賑やかなナイトライフを 求める人、公共交通機関だけで移動を完結させたい人(バイクやGrabでの 移動が前提になる街です)。

参考にした情報

  1. ABNewswire「Da Nang is Asia's Best-Kept Secret for Digital Nomads in 2026」 — ダナンが注目される理由について
  2. Freaking Nomads「Da Nang」 — 通信環境・生活コストの概況
  3. OpenCraft Forum「Coworking Week 2026 - Da Nang, Vietnam」 — 開催地選定理由について
  4. newswitch「ベトナムはホーチミン、ハノイに次いで『第3極』が誕生する?」 — ダナンの最低賃金・人件費水準について