3000円で食事をするなら
- ランチ定食1回(1,000円)+ カフェ1杯(500円)
- もしくは、少し良い夜ごはん1回
- ファミレスで2人分のランチ程度
- 屋台のローカルフード6食分
- ベトナムコーヒー10杯分
- もしくは、観光客向けレストランで1〜2食
屋台や食堂なら1食500円前後で食べられるので、3000円あればまる2日分の食事がまかなえます。日本ならランチ1回とコーヒーで消える金額です。
3000円でマッサージを受けるなら
- チェーン店のクイックマッサージ30分程度
- 整体の初回お試し1回
- 中級スパで60分のフルボディコース
- 街なかの店なら90分でもおつりがくることも
- ウェルカムドリンクや個室つきのことも
ここが一番差を感じる分野かもしれません。日本で30分の肩もみに使う金額で、ダナンでは個室で60分から90分のフルコースが受けられます。
3000円で移動するなら
- タクシー初乗り+数キロ(1回分)
- 都内の電車移動1日分程度
- 配車アプリでの市内移動6〜10回分
- 空港からホテルまでの往復+市内数回
- ホイアンまでの片道もカバーできる
市内の移動は1回200〜500円ほど。3000円あれば、1日中タクシーを使い倒しても余る計算です。暑い日に「歩くか、車を呼ぶか」で迷わなくて済むのは、体力の面でも大きな違いになります。
3000円で泊まるなら
- ビジネスホテルの素泊まり(地方なら)
- 都市部ならカプセルホテルやゲストハウス
- 街なかのブティックホテル1泊
- 朝食つきのことも多い
- もう少し足せばビーチ側の中規模ホテルも
3000円をまるごと1日に使うと
ここまでを組み合わせると、ダナンでの3000円はこんな一日になります。
3食と移動を済ませて、まだ余ります。日本で同じ3000円を使うと、ランチとカフェで終わるか、夕食1回で消えるかというところです。
ただし、安くないものもある
すべてが安いわけではありません。分野によって、日本との差はかなり違います。
| 分野 | 日本との差 | 体感 |
|---|---|---|
| ローカルの食事 | 1/4〜1/5 | とても安い |
| マッサージ・スパ | 1/3〜1/4 | かなり安い |
| 配車アプリ移動 | 1/4程度 | かなり安い |
| 中級ホテル | 1/2程度 | 安い |
| 観光客向けレストラン | 2/3程度 | 思ったほど安くない |
| 高級リゾート | 同等以上 | 日本と変わらない |
| 観光施設の入場料 | 同等 | 安くはない |
| 輸入品・ブランド品 | 同等以上 | むしろ高いことも |
つまりローカルに寄せるほど安く、観光客向けに寄せるほど日本に近づくということです。高級リゾートに泊まって観光客向けレストランで食事をすれば、日本旅行と変わらない出費になります。
逆に言えば、屋台で食べて配車アプリで動いてスパに通う、という使い方をすれば、日本では考えられないコストパフォーマンスになります。どちらを選ぶかは好み次第です。
2026年10月のレートでは、3000円は約49万ドン
為替サイトXTransferの日次平均レートでは、2026年10月13日時点で1円=約163.7ドンでした(2026年10月14日確認)。この記事の目安の計算では1円=約168ドンを使っていますが、この間に円が少し安くなっています。今のレートで計算し直すと、3000円は約49万1,000ドンになります。
この節から下の円換算は、すべて1円=163.7ドンで計算しています。実際に両替やカード払いをするときは手数料やレートの差が加わるので、手元に残るドンはこれより少し少なくなります。
公開価格で見る「49万ドン」の中身
お店や会社が公開している価格と、現地メディアが報じた価格を集めて、49万ドンで何回分になるかを計算しました。価格はどれも2026年10月14日に確認したものです。店舗や時期によって変わるので、目安として見てください。
| 項目 | 公開価格 | 円換算 | 49万ドンで |
|---|---|---|---|
| ミークアン(Bà Mua、ハイチャウ区) | 約4万ドン | 約244円 | 約12杯 |
| ブンマムネム(Quán Vân) | 3万〜3万5千ドン | 約183〜214円 | 約14〜16杯 |
| 屋台・路上のコーヒー | 1万〜2万5千ドン | 約61〜153円 | 約19〜49杯 |
| スペシャルティカフェのコーヒー | 3万〜6万ドン | 約183〜367円 | 約8〜16杯 |
| 缶ビール Saigon Lager 330ml(スーパー、24缶ケースの1缶あたり) | 約1万1千ドン | 約69円 | 約43缶 |
| 缶ビール Tiger Bạc 330ml(同上) | 約1万7千ドン | 約104円 | 約28缶 |
| GrabCar(4人乗り)で約5km | 約6万9千〜8万3千ドン | 約419〜504円 | 約6〜7回 |
| GrabBikeの1時間貸切(15kmまで) | 83,455ドン | 約510円 | 約5回 |
| Viettelの旅行者向けSIM | 7万ドンから | 約428円 | 約7枚分 |
| 五行山(マーブルマウンテン)水山の入場+往復エレベーター+アムフー洞窟 | 9万ドン | 約550円 | 約5回分 |
| 街なかのローカルスパ 60分 | 20万〜50万ドン | 約1,222〜3,054円 | 1〜2回 |
GrabCarの金額は、Grabが公開しているダナンの料金表から計算しました。最初の2kmが27,000ドン、その後は1kmごとに12,175ドンで、これに5,000〜19,000ドンのプラットフォーム料が加わります。時間に応じた料金や、夜間・悪天候の追加料金は含めていません。
食事は、VnExpressが2026年6月に紹介した「20万ドンで回るダナンの食べ歩き」の価格です。この記事ではミークアン、ブンマムネム、バインセオなど6品で合計20万ドン(約1,222円)でした。49万ドンなら、この食べ歩きを2回してもまだお金が残ります。
3000円では足りないもの
公開価格を調べていくと、49万ドンを超えるものもはっきりしています。観光客に人気の大きな店や観光施設は、3000円では足りないことが多いです。
- 大型の人気スパ:Herbal Spaの料金表では、全身マッサージ60分が63万〜68万ドン(約3,849〜4,154円)です。10月8日から12月24日までの午前中の割引(60分は5%引き)を使っても、3000円を超えます。
- リゾートのスパ:V-Senses Wellness & Spaの解説記事(2026年4月10日付)では、高級リゾートは60分150万ドン(約9,163円)からとしています。
- バーナーヒルズ:外国人大人のケーブルカー券は、旅行会社サイトで95万ドン(2026年4月22日付)や100万ドン(2026年1月2日更新)と案内されています。どちらでも約5,800〜6,100円で、3000円の2倍近くかかります。正確な料金は公式のSun Worldで確認してください。
- 車の長時間貸切:GrabCar(4人乗り)の4時間貸切は638,182ドン(約3,898円)です。2時間なら343,636ドン(約2,099円)なので、3000円に収まります。
つまり、3000円で余裕があるのは、ローカルの食事、コーヒー、ビール、短い距離のGrab、入場料の安い観光地です。人気スパや大型の観光施設を予定に入れるなら、その分は別に予算を用意しておくと安心です。
よくある質問
ダナンの物価は日本の何分の1くらいですか?
分野によって差が大きく、一律ではありません。ローカルの食事やマッサージ、配車アプリでの移動は日本の3分の1から5分の1程度です。一方で観光客向けのレストランや高級ホテル、輸入品は日本と大きく変わらないこともあります。
ダナン旅行の1日の予算はいくらですか?
食事と移動だけなら1日2,000〜4,000円程度で足ります。ここにスパや観光施設の入場料を加えると、1日5,000〜8,000円ほどが現実的な目安です。ホテル代は別途1泊3,000〜10,000円程度を見込んでおくとよいでしょう。
3000円でダナンのマッサージはどのくらい受けられますか?
中級スパなら60分のフルボディコースが受けられ、街なかの店であれば90分でもおつりがくることがあります。ウェルカムドリンクや個室つきのことも多く、日本で30分の肩もみに使う金額でかなり充実した時間を過ごせます。