体感としての治安
5回通っていて、身の危険を感じたことは一度もありません。 観光地としてよく整備されていて、警察の姿もよく見かけます。夜のハン川沿いは家族連れや若者で賑わっていて、 街の雰囲気としては穏やかです。
ただし、それは基本的な警戒を保っていればという前提つきです。 財布を無防備に扱ったり、深夜に人気のない場所を一人で歩いたりすれば、話は変わってきます。
注意したいこと
市場やメニューに値段のない店で、外国人には高めの価格が提示されることがあります。 注文前に値段を確認する、市場では交渉する、タクシーより料金が表示される配車アプリを使う。 これだけでほとんど防げます。
人が密集する市場やナイトマーケット、混雑した観光地で注意が必要です。 リュックは前に抱える、スマホを手に持ったまま道路側を歩かない、 といった基本的な対策で十分です。バイクからのひったくりを想定して、 歩道の建物側を歩く習慣をつけておくと安心です。
ベトナムドンは桁が大きく、慣れないうちは数え間違えやすい通貨です。 両替したらその場で金額を確認すること。 20万ドンと2万ドンの紙幣は色が似ているものがあるので、支払い時にも確認する習慣を。
観光エリアで声をかけられることはありますが、しつこく追いかけてくることは多くありません。 必要なければ、はっきり断って歩き続ければ問題ありません。
夜は歩いても大丈夫?
人通りのある場所なら問題ありません。ハン川沿い、ビーチ通り、An Thượngエリアなどは、 夜でも人が多く、店も開いています。深夜まで営業しているスパやレストランも珍しくありません。
避けたほうがいいのは次のような場所です。
- 街灯の少ない裏道や路地
- 人通りが途絶えたビーチ(夜のビーチは意外と暗いです)
- 深夜の一人歩き全般
距離があるときは、迷わず配車アプリを使うのがおすすめです。 市内の移動なら数百円で済むので、無理に歩く理由はありません。
一番危ないのは実は交通
正直に言うと、犯罪よりバイクのほうが怖いというのが実感です。 ダナンの道路はバイクの数が圧倒的で、信号のない場所を渡る場面も出てきます。 基本の考え方は「バイクが止まってくれるのを待つ」のではなく「自分から進みながら、バイクに避けてもらう」ことです。
実際の渡り方
- 止まらずに、ゆっくり進み続ける:バイクの運転手は、歩行者がどう動くかを予測して避けています。途中で立ち止まったり急に走ったりすると、その予測が外れてかえって危険です
- 一定の速度を保つ:速くも遅くもなく、同じペースで歩き続けるのがコツです
- 後ろから来る流れは気にしすぎない:全部のバイクが通り過ぎるのを待っていたら、いつまでも渡れません。今いる場所から一歩ずつ進みます
- 横断歩道でも同じ:信号や横断歩道があっても、バイクが止まってくれるとは限りません。同じ要領で進みます
- 地元の人と一緒に渡る:タイミングが分からなければ、近くにいる地元の人に合わせて一緒に渡るのが一番確実です
そのほかの注意点
- バイクの運転は慎重に:レンタルは可能ですが、交通量と運転マナーを考えると、慣れていない人にはおすすめしません。国際免許の要件も事前に確認が必要です
- 歩道も安全とは限らない:歩道に路上駐輪されたバイクが走ってくることもあります。建物側を歩くくらいの意識でちょうどいいです
緊急時の連絡先
使う機会がないのが一番ですが、控えておくと安心です。
ベトナムの緊急通報番号
| 警察 | 113 |
| 消防 | 114 |
| 救急 | 115 |
- パスポートのコピーを取っておく:紛失時の再発給手続きが早くなります。スマホで撮影しておくだけでも違います
- 海外旅行保険に入っておく:医療費用は現地でも安くはありません。クレジットカード付帯の保険で足りるかは、渡航前に条件を確認しておくと安心です
- 在ダナン日本国総領事館の連絡先を控える:パスポート紛失や事件事故の際の窓口になります
- 外務省の海外安全情報を確認する:渡航前に最新の情報を見ておきましょう
過度に怖がる必要はありませんが、備えておくと気持ちに余裕が生まれます。 結局のところ、日本で夜道を歩くときと同じくらいの警戒心を持っていれば、ダナンは十分に楽しめる街です。