お金

ダナンの両替とお金事情。
現金・カード、どちらが安心?

最終更新:2026年10月23日 · 実際のお金の使い方にもとづく個人メモ · 約5分で読めます

※2026年10月時点の情報です。価格・営業時間などは変更されている場合があります。

ミーケービーチの夕方 ミーケービーチの夕方

ベトナムドンは桁数が大きく、最初は誰でも混乱します。両替のタイミングや、現金とカードの使い分けについて、実際に困った経験も含めてまとめます。

この記事の要点

数週間〜長期滞在を考えている方へ:ダナンでのワーケーション事情も別記事でまとめています。物価感の参考にどうぞ。

両替はどこでするのが一番得?

2026年の重要な変更点:2026年2月9日施行の政令第340/2025/NĐ-CP号により、無許可の外貨両替に対する罰則が強化されました。許可のない両替所や個人のあいだで両替した場合、両替した側も、1,000米ドル未満なら警告、 1,000〜1万米ドル未満なら1,000万〜2,000万ドン(約6万1,000〜12万3,000円)の罰金の対象になると報じられています。以前は「ゴールドショップ(貴金属店)がレートも良くて定番」と紹介されることが多かったのですが、許可の有無を旅行者が見分けるのは難しく、利用はおすすめできません。この記事も、その変更を反映して内容を更新しています。
場所レートおすすめ度
空港内の銀行系両替所(BIDV・Vietcombank・EXIM BANKなど)安定・安全到着直後の少額におすすめ
市内の銀行(Vietcombankなど)安定・安全まとまった額はここで
GO Đà Nẵng(旧Big C)などの大型スーパー内の銀行系両替窓口良いとする情報あり場所・営業時間を確認のうえで
ゴールドショップ(貴金属店)許可の有無が見分けにくい2026年現在、非推奨
ホテルのフロント不利なことが多い緊急時のみ
ATM(現地キャッシング)手数料次第カード次第でおすすめ

空港のレートは市内よりやや不利なことが多いので、到着してすぐ必要な分の少額(5,000〜1万円程度)だけ空港内の銀行系両替所で両替し、まとまった額は市内の銀行や、GO Đà Nẵngなど大型スーパー内の認可両替窓口で替える、という分け方が一番損をしません。GO Đà Nẵngの窓口はEXIMBANK系とする情報もありますが、窓口の有無や営業時間は変わることがあるので、行く前に確かめてください。

現金の持ち込みには上限の目安があります:5,000米ドル相当を超える外貨、または1,500万ドン(約9万2,000円)を超えるドンの現金を持ち込むときは、空港での申告が必要です。申告せずに出国時に持ち出そうとすると、没収されることがあります(外務省の安全対策基礎データより)。数日の旅行で日本円を数万円持って行く程度なら、対象にはなりません。

値札のドン表記、一瞬で円に変換する方法

ベトナムドンは桁数が多く、見た瞬間に「これは高いのか安いのか」が分かりにくいところです。これを解決してくれるのが、iPhoneの電卓アプリに標準搭載されている通貨換算機能です。

一度設定してしまえば、次回からは電卓を開いて数字を打つだけです。レジで店員さんを待たせている間にもサッと確認できるので、「これは1,000円くらいか、5,000円くらいか」を瞬時に判断できるようになります。両替の計算や、屋台での会計時にかなり重宝します。

実体験から:最初の渡航では毎回頭の中で桁を数えていましたが、この機能を知ってからは、値札を見た瞬間に日本円感覚で判断できるようになりました。ぼったくりに気づきやすくなるという意味でも、地味に安全対策になっています。

現金とクレジットカード、どちらが必要?

大型リゾートホテルやショッピングモール、チェーン系のカフェではカードが使えることが多いです。一方で、屋台や小さな食堂、ローカル市場では現金のみというケースがほとんどなので、カードと現金、両方持っておくのが結局一番ラクです。

実体験から:一度、両替のタイミングを逃して現金が心もとなくなったことがあります。それ以降は、到着時に数日分の現金をまとめて用意し、街なかで残高を見ながら少しずつ追加両替するようにしています。

チップは必要?

高級レストランやスパでは、サービス料が会計に含まれていることが多く、追加のチップは必須ではありません。気持ちとして渡す場合は、端数を切り上げる程度で十分という印象です。

1日いくらあれば足りる?

食事は屋台なら1食500円前後、レストランなら1,500〜3,000円ほど。移動は配車アプリで1回200〜500円ほどが目安になるので、1日の食事・移動費として2,000〜4,000円程度を見込んでおくと余裕があります。

お札の種類と、払うときの注意

ベトナムで使われているお札は12種類です。10,000ドン以上の6種類はプラスチックの「ポリマー紙幣」、5,000ドン以下の6種類は紙のお札です(VietnamFinance)。このほかに硬貨も5種類あり、法律上は使えます。

種類金額円の目安(1円=163ドン)
ポリマー紙幣500,000 / 200,000 / 100,000 / 50,000 / 20,000 / 10,000ドン約3,070円 / 1,230円 / 610円 / 310円 / 120円 / 60円
紙のお札5,000 / 2,000 / 1,000 / 500 / 200 / 100ドン約31円 / 12円 / 6円 / 3円 / 1円 / 1円未満

2026年1月には「1,000〜5,000ドンの小さなお札がなくなる」という話が広まりましたが、ベトナム国家銀行はこれを「正しくない」と否定し、100〜5,000ドンの紙のお札は今もふつうに使われていると説明しています(2026年1月23日)。

よくある質問

ダナンの両替はどこが一番お得ですか?

2026年2月9日施行の政令による罰則強化により、以前は定番だったゴールドショップでの両替は現在おすすめできません。空港内の銀行系両替所(BIDV・Vietcombankなど)か、市内の銀行、GO Đà Nẵngなど大型スーパー内の認可両替窓口を利用してください。到着直後に少額だけ空港で両替し、まとまった額は市内の銀行で両替するのがおすすめです。

ベトナムドンを日本円にすぐ変換する方法はありますか?

iPhoneの電卓アプリに標準搭載されている通貨換算機能が便利です(iOS 18以降)。左下の電卓のアイコンをタップして「変換」をオンにし、単位で通貨(ベトナムドン→日本円)を選んでおけば、金額を打ち込むだけで瞬時に日本円換算がわかります。

Wi-FiやSIMの準備については、こちらの記事でまとめています。

通信事情の記事を読む

参考にした情報

  1. Trip.com「ダナン両替はどこがお得? 空港・市内のおすすめ両替所とレートの見極め方」 — 2026年2月施行の政令第340号による規制強化について
  2. Danang Holic「2026年ダナンの両替所完全まとめ」 — 銀行系両替所の特徴、認可状況について
  3. Go! Da Nang Trip「2026年最新ダナンの両替はどこがいい?」 — 空港・市内の使い分け方
  4. Viet Nam News「Việt Nam tightens rules on gold, foreign currency trading with new penalties」 — 政令第340/2025/NĐ-CP号の施行日(2026年2月9日)と個人への罰金額について(2025年12月30日)
  5. 外務省 海外安全ホームページ「ベトナム 安全対策基礎データ」 — 現金持ち込みの申告基準について(2026年3月13日更新、2026年10月10日確認)
  6. Apple「iPhoneの計算機で単位や通貨を換算する」 — 基本の電卓でも関数電卓でも換算できる点について(2026年10月10日確認)
  7. VietnamFinance「Việt Nam đang lưu hành 12 loại tiền giấy」(2017年12月2日) — お札12種類(ポリマー6種・紙6種)と硬貨5種類
  8. Báo Lào Cai「Ngân hàng Nhà nước bác thông tin bỏ tiền mệnh giá từ 1.000 đến 5.000 đồng」(2026年1月24日) — 小額のお札が今も使われていること