在日ベトナム人はどれくらい増えている?
出入国在留管理庁の発表(2026年3月公表)によると、2025年末時点で在日ベトナム人は68万1,100人。中国に次いで国籍別2位の多さで、前年末から4万6,739人増えました(2024年末は63万4,361人)。技能実習・特定技能・技術人文知識国際業務といった在留資格を持つ人が多く、職場や地域で日常的に顔を合わせる機会が増えている、というのが実感としてもよく分かります。
つまり、ダナンまで行かなくても、日本国内でベトナム人と知り合って付き合うというケースが、もう珍しい話ではなくなってきています。この記事では、そういう「日本国内発」の国際恋愛にフォーカスして書いていきます。
日本国内での出会い方
在日ベトナム人との接点は、思っている以上に色々な場所にあります。
- 職場:技能実習生・特定技能人材として同じ職場で働くケースが増えています
- 日本語学校・専門学校:留学生として来日している人との出会い
- ベトナム料理店・コミュニティ:都市部を中心にベトナム人コミュニティが形成されているエリアがあります
- マッチングアプリ:在日外国人向けの機能があるアプリも増えてきています
- SNS:Facebookは特にベトナムでの利用率が高く、共通の知人経由で繋がることも多いです
言葉や文化の壁、実際どうだった?
日本在住のベトナム人パートナーの場合、日本語をある程度話せる人が多いため、現地で出会うケースよりコミュニケーションのハードルは低いことが多いです。ただし、文化的な価値観の違いは変わらずあります。
- 家族との関わり:離れて暮らしていても、家族への送金や連絡を大切にする人が多いです
- 母国への思い:出稼ぎ目的で来日している場合、将来的な帰国を視野に入れていることもあります
- 宗教・行事:テト(旧正月)などベトナムの行事を大切にする人も多く、その時期の帰省を尊重する姿勢が大事です
「日本語が話せるから大丈夫」と思っていても、価値観のすり合わせは現地で出会う場合と同じくらい必要だというのが実感です。むしろ日本語が流暢な分、意思疎通ができていると錯覚しやすい、という側面もあるかもしれません。
国際結婚の手続きはどれくらい大変?
日本人とベトナム人の国際結婚は、通常の日本人同士の結婚より書類の準備に手間がかかります。大まかな流れは以下の通りです。
ベトナム側で必要な書類(独身証明書など)を取得。在日ベトナム大使館・領事館での手続きが必要になることが多い
日本の役所に婚姻届を提出
ベトナム側にも婚姻の届出・登録を行う(現地の戸籍にあたる手続き)
配偶者ビザ(在留資格「日本人の配偶者等」)への切り替えが必要な場合は、入管への申請
両国の制度をまたぐため、書類の翻訳や公証、大使館とのやり取りなど、時間がかかる工程がいくつもあります。行政書士など専門家に相談しながら進めているカップルも多いようです。早め早めに動き出すのが、結果的に一番スムーズだと思います。
一時帰国・里帰りのタイミング
パートナーの一時帰国に合わせて、一緒にベトナムへ行くという選択肢もあります。実際、自分自身もパートナーの実家に近いダナンへ何度も足を運んできました。パートナーの家族に会う機会にもなりますし、相手の育った環境を実際に見ることで、それまで見えていなかった一面に気づけることもあります。
特にテト(旧正月)の時期は、ベトナムの人にとって1年で最も大切な帰省シーズンです。この時期に合わせて休みを取り、一緒に帰省する、というのも一つの過ごし方だと思います。ダナンの空港アクセスや航空券の選び方については、空港アクセスの記事や航空券の記事も参考にしてみてください。
よくある質問
日本に住んでいるベトナム人はどれくらいいますか?
2025年末時点で68万1,100人です。中国に次いで2番目に多い在留外国人で、1年間で4万6,739人増えました。技能実習・特定技能・技術人文知識国際業務などの在留資格を持つ人が多くを占めています。
日本でベトナム人と国際結婚する場合、手続きは何が必要ですか?
日本の役所への婚姻届提出に加えて、ベトナム側の書類(独身証明書など)の準備、在日ベトナム大使館・領事館での手続き、配偶者ビザの申請などが必要になります。両国の制度をまたぐため、通常の国際結婚より書類の準備に時間がかかる傾向があります。
日本国内でベトナム人と知り合うきっかけはどんな場所がありますか?
職場(技能実習生・特定技能人材として働く同僚)、日本語学校や大学の留学生コミュニティ、ベトナム料理店やベトナム食材店、SNSやマッチングアプリなど、接点は思っている以上に多くの場所にあります。在日ベトナム人が急増している今、ダナンまで行かなくても国内で出会うケースは珍しくなくなっています。