コラム

ベトナム人と付き合って気づいたこと。
文化の違いと花の話

最終更新:2026年9月 · 個人的な経験と文化的背景をもとにしたコラム · 約4分で読めます

花や色とりどりの提灯が並ぶ通り 色とりどりの提灯が並ぶ通り

実は、ベトナム人のパートナーと付き合っています ダナンに通ってきたのも、 観光やグルメだけが理由ではありません。今日は少し個人的な話も交えて、 日本人とベトナム人の相性について感じていることを書きます。

留学中に一目惚れした話

きっかけは、大学2年次の約2ヶ月間の留学でした。現地で出会って、正直に言うと 一目惚れでした。そこから猛アプローチを重ねましたが、最初は 「まだ早い」というような言い訳で、何度もかわされていました。

それでも諦めずに気持ちを伝え続けていたところ、帰国が近づいてきたタイミングで 相手の気持ちも変わってきたようで、帰国1週間前くらいに、ようやく付き合うことになりました。 「もう帰ってしまう」という時間的な焦りが、お互いの気持ちを固める最後のきっかけになったんだと思います。

あのとき諦めずに告白していなかったら、今こうしてダナンについてのサイトを作ることもなかったはずです。 帰国してからも遠距離が続いていますが、今も定期的に会いに行っています。 滞在中はホテルでのんびり過ごしたり、一緒にご飯を食べに行ったり、観光地を回ったり。 ダナンという街を、恋人と一緒に満喫する時間そのものが、今の自分にとって一番の楽しみになっています。

遠距離のやり取りはどうしているか

連絡手段は基本的にInstagramのDMです。日本人同士だとLINEが当たり前ですが、 ベトナムでは(特に若い世代は)Instagramでのやり取りが主流という印象があります。

そして、ほぼ毎晩ビデオ通話をしています。日本人同士のカップルだと、 電話よりメッセージのやり取りで済ませることが多い気がしますが、ベトナムでは ビデオ通話がコミュニケーションの基本だと感じています。最初は「毎日顔を見て話す」という 習慣に戸惑いもありましたが、今ではもう自然な日課になっています。

記念日には花を贈ったり、Grabのデリバリー機能を使って日本からご飯を奢ることも たまにしています。国境をまたいでいても、ちょっとした形でお祝いできる手段があるのは 今の時代らしい良さだと思っています。

日本人とベトナム人は相性がいいと言われる理由

国際結婚や国際恋愛の文脈で、「日本人とベトナム人は相性がいい」という話をよく見かけます。 理由としてよく挙げられるのが、家族を大切にする価値観の近さです。 ベトナムでは結婚を「家と家の結びつき」と捉える意識が今も強く、親族との付き合いを 大事にする文化があります。この感覚は、日本の家族観とも重なる部分が多いと感じています。

また、仏教的な考え方が日常に自然と根付いている点も共通しています。 特定の宗教行事のときだけでなく、「徳を積む」「調和を大事にする」といった感覚が 日々の振る舞いに滲み出ているところは、日本人にとってもどこか馴染みやすいものでした。

実際に付き合って感じた文化の違い

もちろん、良いことばかりではありません。実際に付き合ってみて感じた違いも正直に書きます。

家族との距離感

ベトナムでは家族・親族との関わりが日本よりも濃い印象があります。行事や集まりへの参加を、思っていた以上に重視される場面がありました。

感情表現の直接さ

喜怒哀楽をはっきり言葉にする文化があり、日本人的な「察する」コミュニケーションに慣れていると、最初は戸惑うこともありました。

お金に対する価値観

贈り物や祝い事にかける金額の感覚が異なることがあり、事前にすり合わせておくと安心だと感じています。

「日本の方が正しい」「ベトナムの方が優れている」と、どちらかを基準にして比べてしまうと うまくいかない、というのは実感としてよく分かります。文化の違いを面倒なものとしてではなく、 個性として面白がれるかどうかが、結局は一番大きいのかもしれません。

言葉が完璧に通じなくても、翻訳アプリやLINE、身振り手振りを使いながら 「わかろうとする努力」を重ねることで、少しずつ絆が深まっていく感覚があります

プレゼント・サプライズ・写真が大好き

付き合ってみて実感しているのが、ベトナム人女性はプレゼントやサプライズ、写真がとにかく好き ということです。記念日でなくても、ちょっとしたお土産やサプライズを用意すると、 日本人的な感覚以上に喜んでくれる印象があります。

最初は「そこまでしなくても」と思う場面もありましたが、今では自分から進んで サプライズを考えるようになりました。相手の喜ぶポイントを知ることも、 国際恋愛の面白さの一つだと思っています。

ベトナム人はなぜこんなに花が好きなのか

付き合ってから驚いたことの一つが、花に対する熱量の違いです。 誕生日や記念日はもちろん、10月20日の「ベトナム女性の日」、3月8日の国際女性デーには、 街中の花屋が特需に沸きます。家庭でも花を飾る習慣が根付いていて、日本よりずっと 花が生活に近い存在だと感じています。

背景には、花の産地として知られるダラット高原の存在があります。 冷涼な気候を活かして様々な花が栽培されており、都市部でも比較的安価に色とりどりの花が 手に入ります。旧正月には縁起のいい菊や梅、桃の花を家に飾り、記念日には愛の象徴である バラを贈るなど、シーンごとに選ぶ花が決まっているのも興味深いところです。

ダナンで花屋を巡ってみる

ダナン市内にも、評判のいい花屋がいくつもあります。日本よりかなり手頃な価格で 大きな花束を作ってもらえることが多く、パートナーへのちょっとしたサプライズにも ちょうどいいです。実際の評価データも並べてみました。

評価データ取得時点:2026年9月(Googleマップ)

カードをタップするとGoogleマップで開きます。

どうやって注文するの?

現地の花屋の多くは、実店舗に行かなくても電話・WhatsApp・Facebookメッセンジャー 経由で注文から配達まで完結できます。実際の口コミを見ても、海外から恋人や友人にサプライズで 花を送っている人がかなり多いです。

注意:日本人があまり使わないアプリが主流です
ベトナムでの連絡手段は、日本のLINEとはかなり顔ぶれが違います。 主流なのはZalo(ザロ)というベトナム国産のチャットアプリで、 現地の人はほぼ全員がこれを使っています。加えて、店舗とのやり取りには FacebookメッセンジャーWhatsAppもよく使われます。 パートナーがいる場合はZaloで直接連絡を取り合うことが多いですが、花屋への注文自体は WhatsAppやFacebookで十分対応してもらえます。日本のスマホにこれらのアプリを 事前に入れておくと、いざというときに慌てずに済みます。
実際の口コミから:遠く離れた国から恋人へ花を贈った、という体験談がとても多いのが 印象的でした。時差があってもやり取りに応じてくれる店が多く、「言葉が完璧でなくても、 気持ちは伝えられる」という、このサイトのテーマにも通じる話だと思っています

もしベトナム人のパートナーとダナンを訪れる機会があれば、観光の合間に花屋を覗いてみるのも おすすめです。花束一つ贈るだけで、現地の人がぱっと表情を明るくしてくれる瞬間は、 グルメや観光地巡りとはまた違う、旅の楽しみ方だと思っています。

正直な結論として:相性がいいと言われる組み合わせでも、努力なしで 自動的にうまくいくわけではないというのが実感です。ただ、文化の違いを「面倒」ではなく 「面白い」と思える相手となら、国籍の違いはそれほど大きな壁ではないのかもしれません

参考にした情報

  1. アオザイブライダル「日本人男性とベトナム人女性の相性が良いと言われる根拠」 — 価値観・家族観の共通点
  2. アジア国際結婚学院「ベトナムと日本の文化の違い」 — 宗教観・家族観の違い
  3. VIETJOベトナムニュース「花より現金? ベトナム女性の日のプレゼント事情」 — ベトナム女性の日の花文化
  4. Meets Vietnam「色とりどりの花が美しい花市場」 — 花を贈る習慣、シーン別の花の選び方
  5. Danang.Style「ダナンのフラワーショップまとめ」 — ダナン市内の花屋情報
  6. Saigon Navi「ホーチミンのZalo使い方完全ガイド」 — Zaloの普及率、LINEとの違い
  7. GDX-J「Zaloとは?ベトナム発のコミュニケーションSNSを徹底解説」 — 若年層のZalo・Facebook利用率データ