3都市、そもそも何が違う?
よく言われるたとえで、こんな整理があります。「動きたい旅ならホーチミン、静かに深く味わう旅ならハノイ、 余白のある時間を過ごす旅ならダナン」。実際に感覚としてもかなり近いです。
- ホーチミン:南部の経済都市。高層ビルとバイクの洪水が同居する、エネルギッシュな大都市
- ハノイ:北部の首都。旧市街の古い街並みが色濃く残り、歴史と文化を味わう古都
- ダナン:中部のビーチリゾート都市。観光地としての完成度が高く、ホテル滞在中心でも十分楽しめる
同じベトナムでも、旅の質はまったく違います。「ベトナムらしい活気」を求めるならホーチミン、 「歴史や文化をじっくり」ならハノイ。でも、海外旅行の不安をできるだけ減らしたい人や、 ゆったり過ごしたい人には、ダナンが向いているというのが色々な現地情報でも共通して言われていることです。
ダナンが「リゾート」である理由
ダナン最大の強みは、ビーチと街が一体化していることです。ミーケービーチ沿いには 高層のリゾートホテルが立ち並び、部屋の窓を開ければすぐ海、という滞在ができます。 ホーチミンやハノイにはこの「ビーチリゾート」という選択肢自体がありません。
さらに、乾季(2月〜8月)は天気が非常に安定していて、日々の天候の変化が少ないのも特徴です。 「今日は雨かもしれない」と天気に振り回されずに予定を組めるのは、旅行として大きな安心材料になります。
街がコンパクトで、移動に疲れない
ホーチミンやハノイは、市内だけでも移動に時間がかかることが多い大都市です。一方ダナンは、 ドラゴン橋・ミーケービーチ・ハン市場といった主要スポットが、車で15〜20分圏内に収まっています。 少し足を延ばしても、マーブルマウンテンやバーナーヒルズ、ホイアンまで日帰りできる距離感です。
「大きな移動をしたくない」「1つの街に絞って、じっくり楽しみたい」というタイプの旅行者には、 このコンパクトさが決め手になると思います。実際、Yahoo!知恵袋などでも 「大きな移動はしたくないので1つに絞りたい」という相談をよく見かけますが、 その条件ならダナンが一番向いていると感じます。
物価は少し安め
生活費・宿泊費ともに、ダナンはホーチミン・ハノイよりやや低めの水準とされています。 同じ予算でも、ダナンの方がワンランク上のホテルやリゾートを選びやすい、という感覚です。 ホテル記事でも書いていますが、 オーシャンビューのホテルが1泊1万円前後から狙えるのは、ダナンならではの強みだと思います。
それでもホーチミン・ハノイが向いている人
公平のために書いておくと、ダナンが万人向けというわけではありません。
- カフェ巡り・ショッピング・都会のエネルギーを求めるなら、ホーチミンの方が満足度は高いはずです
- 歴史的建造物や旧市街の雰囲気をじっくり味わいたいなら、ハノイの方が向いています
- すでにベトナム旅行の経験があり、違った顔を見たい人にとっては、ダナンはやや物足りなく感じる可能性もあります
それでも、「初めてのベトナム」「安心して過ごしたい」「リゾート気分を味わいたい」 のどれかに当てはまるなら、ダナンを選んで後悔することはないと思います。実際に5回通っている自分自身が、 その一番の証拠です。