米国の旅行誌がダナンを「2026年の目的地」に選出
2025年12月、米国の旅行誌AFARが発表した「2026年に行くべき世界の目的地」リストに、ダナンが選ばれました。同誌はダナンを、海外の旅行者が増えている沿岸の街として紹介し、約64km(40マイル)の海岸線やサーフィン、屋台の食、ソンチャ半島の森などを挙げています。
さらに2026年に入り、ニューヨーク・タイムズも「52 Places to Go in 2026」でベトナムを取り上げました。ダナン市の観光情報サイトは、このNYTでの紹介とあわせて、AFARによるダナンの選出も改めて取り上げています。同じ都市が複数の有力メディアで続けて話題になるのは、一時的なバズではなく、実際に注目度が上がっている証拠と見てよさそうです。
評価されているポイントは何か
海外メディアの記事で共通して挙げられているのは、主に次のような点です。
- ビーチ・山・森が近い立地:ミーケービーチのような海岸線に加え、五行山(マーブルマウンテン)やソンチャ半島の自然が市街地からすぐの距離にある
- 国際便の拡充:エミレーツ航空やフィリピン航空などの新規就航が進み、アクセスの選択肢が広がっている
- 高級ホテルの進出:Nobu Hotelやマンダリン オリエンタルといった国際的なホテルブランドの参入
- 周辺の世界遺産へのアクセス:ホイアン旧市街やミーソン聖域など、中部ベトナムの歴史的な観光地への玄関口としての役割
つまり「ビーチリゾートとしての快適さ」と「文化・自然を巡る旅の拠点」を両方兼ね備えている点が、海外の旅行者からの評価につながっているようです。韓国で「京畿道ダナン市」と呼ばれるほどの人気についてはこちらの記事に書いています。
日本からの直行便も増便中
日本人旅行者にとってさらに気になるのが、直行便の増加です。ベトナム航空は 2026年7月1日から10月24日までの夏ダイヤ期間、ダナンと日本を結ぶ路線を増便しました (成田線は週7便→週11便、関西線は週4便→週5便)。10月25日からの冬ダイヤも、成田からの便は週11便(毎日のVN319と、月・木・土・日のVN317)、関西からの便は週5便(VN337)の予定です(ベトナム航空の冬季スケジュール表)。
| 路線 | 運航会社 | 頻度 |
|---|---|---|
| ダナン〜成田 | ベトナム航空 | 週11便(冬ダイヤ・10月25日からも週11便の予定) |
| ダナン〜関西 | ベトナム航空 | 週5便(冬ダイヤ・10月25日からも週5便の予定) |
| ダナン〜関西(新規) | ベトジェットエア | 週4便、2026年12月20日就航予定 |
予定どおりベトジェットの新規就航が実現し、ベトナム航空の冬ダイヤが予定どおり夏と同じ便数なら、日本〜ダナン間の直行便は合計で週20便ほど(ベトナム航空の週16便+ベトジェットの週4便)になる計算です。関西からは2社体制になるため、日程の融通が利きやすくなりそうです。
今のうちに行っておきたい理由
海外メディアでの露出が増えると、一般的にはホテル価格の上昇や混雑が進んでいく傾向があります。まだ「日本人にはそこまで知られていないビーチリゾート」という感覚でダナンを楽しめるのは、今のうちかもしれません。
直行便が増えて日程の選択肢が広がっている今のタイミングは、初めてのダナン旅行を計画するにはちょうど良いと言えそうです。行き方や基本情報は下記の記事にまとめているので、あわせてチェックしてみてください。
2026年の秋にも、続けて選ばれている
AFARとニューヨーク・タイムズのあとも、ダナンは賞やランキングに続けて名前が出ています。
- もう一度来る人が多い街、アジア6位:旅行予約サイトのAgodaが2026年1〜6月の予約データから出したランキングで、海外からの旅行者が何度も訪れるアジアの街の6位に入りました。前の年から2つ上がり、ベトナムの街ではいちばん上です(VnEconomy、2026年9月11日)。
- World Travel Awards 2026で13部門:2026年9月27日にモルディブで開かれたアジア・オセアニア地区の授賞式で、ダナンの施設が13の賞を受けました。バーナーヒルズ(Sun World Ba Na Hills)は「アジアで最も優れたテーマパーク」と「アジアで最も優れたケーブルカー」、ソンチャ半島のインターコンチネンタル・ダナン・サン・ペニンシュラ・リゾートは「アジアで最も優れたラグジュアリーリゾート」に選ばれています(ダナン市観光局、2026年9月28日)。
- フエ〜ダナンの観光列車が世界10位:米旅行誌コンデナスト・トラベラーの2026年の読者投票「世界の鉄道の旅」で、ハイヴァン峠を通るフエ〜ダナンの観光列車が10位、ダナンからクイニョン、ニャチャンへ向かう豪華列車「ザ・ヴィエテージ」が14位に入りました(Vietnam+、2026年10月16日)。
数字の面でも、2026年1〜9月にダナンの宿に泊まった客は約1,586万人で、前年の同じ時期より26.4%増えました。このうち外国人は約773万人(28.7%増)です(Vietnam+、2026年10月5日)。
よくある質問
ダナンは本当に海外の旅行メディアで話題になっているのですか?
はい。米国の旅行誌AFARが2025年末に発表した「2026年に行くべき世界の目的地」の一つにダナンを選出したほか、ニューヨーク・タイムズも2026年1月に「52 Places to Go in 2026」でベトナムを取り上げています。エミレーツ航空やフィリピン航空の新規就航、Nobu Hotelやマンダリン オリエンタルの進出なども理由として挙げられています。
日本からダナンへの直行便は増えていますか?
増えています。ベトナム航空は2026年7月1日から10月24日までの夏ダイヤ期間、ダナン〜成田線を週7便から週11便に、関西線を週4便から週5便に増便しました。10月25日からの冬ダイヤも、成田からの便は週11便(毎日のVN319と、月・木・土・日のVN317)、関西からの便は週5便(VN337)の予定です(ベトナム航空の冬季スケジュール表)。さらにベトジェットエアが2026年12月20日からダナン〜関西線に週4便で新規就航予定で、日本からダナンへの直行便は週20便ほどになる計算です。
ダナンはどんな海外メディアに取り上げられていますか?
2025年12月に米国の旅行誌AFARが「2026年に行くべき世界の目的地」に選出し、海外の旅行者が増えている沿岸の街として紹介しました。2026年1月にはニューヨーク・タイムズの「52 Places to Go in 2026」でもベトナムが取り上げられ、ダナン市の観光情報サイトがこれとあわせてAFARの選出を改めて紹介するなど、続けて話題になっています。
ダナンが世界的に評価されている理由は何ですか?
約64km(40マイル)の海岸線やサーフィン、屋台の食、ソンチャ半島の森といった魅力に加え、エミレーツ航空などの新しい国際線や高級ホテルの進出が挙げられています。同じ都市が複数の有力メディアで続けて話題になっているのは、一時的なバズではなく実際に注目度が上がっている証拠と見られます。