アジアパークとはどんな場所だったか
正式名称は「サンワールド・アジアパーク(Sun World Asia Park)」。ハン川沿いの中心部にあった大型テーマパークです。滋賀県のびわ湖タワーから移設された観覧車「サンホイール」がシンボルで、高さ115mはアジアでも有数の規模だったとされています。ジェットコースターなどの遊園地エリアと、アジア10カ国の建築を再現したカルチャーパークが組み合わさった、複合型の施設でした。
バーナーヒルズが郊外の山の上にあるのに対し、アジアパークは市街地から近く、半日で気軽に楽しめるのが特徴として紹介されていました。多くの旅行ガイドやブログで「ダナン市内の遊園地」として取り上げられてきた場所です。
実際に訪れたときの記憶にあるのは、この夜のランタン通りの賑やかさです。ただ、写真フォルダを漁ってもこの1枚しか出てきませんでした。同じ留学中に行ったバーナーヒルズのほうが、記憶にも写真にも多く残っています。
改名、そして閉園までの流れ
現地の報道をもとに時系列で並べると、次のとおりです。
アジアパークとして開業
「ダナン・ダウンタウン(Da Nang Downtown)」に改名、リブランド
営業を停止し、閉園
(閉園に先立ち)跡地での新施設の着工式が行われた
ベトナムのニュースサイト「VIETJOベトナムニュース」によると、運営会社の社長が閉園を明らかにしたとのことです。旅行ガイドサイトの中には、今も「旧アジアパーク」として紹介しているものと、閉園を明記しているものが混在していて、調べていて情報がかなり錯綜していると感じました。
跡地は今、再開発中
閉園と入れ替わるように、跡地では新しいプロジェクトが動いています。運営会社のサングループが、跡地77haに大型複合施設(同じく「ダナン・ダウンタウン」という名称)を建設していて、2025年8月に着工したと報じられています。69階建てのタワーも含まれます。
2026年10月時点で確認できた範囲では、完成時期も、新施設に遊園地の機能が含まれるかどうかも、公表されていません。分かり次第、この記事も更新します。
今、ダナンで遊園地に行きたいなら
アジアパークが無くなった今、市内・近郊で遊園地の気分を味わいたいなら、次のあたりが候補です。
- バーナーヒルズのファンタジーパーク:世界最長クラスのロープウェイで登る山頂リゾート。屋内にフリーフォールやダークライド、4D・5Dシアターなどがあり、屋外にはアルパインコースターもあります。詳しくはバーナーヒルズ記事へ
- VinWonders:ホイアン旧市街からさらに南へ約17km(ダナン中心部から車で約1時間)にある、動物サファリと遊園地が一緒になった施設。詳しくはVinWonders記事へ
- Helio Center:市内中心部にある屋内外の遊び場ですが、2025年9月5日から改装のため営業を休止しています(館内の映画館は営業)。一方、2026年3月の旅行サイトの記事では、休止中なのは大型のエアー遊具のエリアだけと書かれていて、情報が食い違っています。どこまで開いているかは、行く前に最新情報を確認してください
いずれも今回のアジアパークとは規模や立地が違いますが、「市内で完結する遊園地」を探していた人にとっては、選択肢が一つ減ってしまったのは残念です。新しいダナン・ダウンタウンにどんな施設ができるのか、続報を待ちたいと思います。
よくある質問
ダナンのアジアパークはまだ営業していますか?
いいえ、営業していません。2014年に開業したアジアパークは、2024年6月に「ダナン・ダウンタウン(Da Nang Downtown)」に改名した後、2025年9月3日をもって11年の歴史に幕を下ろし、閉園しました。現地報道でも確認できる、確定した事実です。
アジアパークの跡地はどうなりますか?
運営会社のサングループが、跡地77haに新しい大型複合施設(名称は同じく「ダナン・ダウンタウン」)を建設中です。2025年8月に着工しており、69階建てのタワーも含まれる予定とされています。完成時期や、新施設に遊園地機能が含まれるかどうかは、2026年10月時点では明らかになっていません。
ダナン市内で遊園地に行きたい場合はどうすればいいですか?
市内中心部の屋内外の遊び場Helio Centerは、2025年9月5日から改装のため営業を休止しました。2026年3月の旅行サイトの記事では休止中なのはエアー遊具のエリアだけとされ、情報が食い違っているので、行く前に確認してください。郊外まで足を延ばせるなら、バーナーヒルズのファンタジーパークや、ホイアンの南にあるVinWonders Nam Hoi Anで、アジアパークに近い遊園地・テーマパーク体験ができます。