なぜ今ダナンでこんなに人気なのか
ピックルボールは、テニスコートより小さいコートで、卓球のようなパドルとプラスチック製の穴あきボールを使う競技です。ルールが簡単で、体力的な負担も比較的少ないため、年齢や運動経験を問わず楽しめるのが特徴です。
ベトナムでは2018年にホーチミン市から広まり、その後ハノイやダナンにも波及。2024年に一気にブームとなり、続々とコートが新設されました。ダナンでは市街地中心部からミーケービーチ周辺まで、Googleマップで「pickleball」と検索するだけでかなりの数のコートが見つかる状態です。
旅行者でも遊べる主なコート
ダナン市内には数十カ所のピックルボールコートがありますが、旅行者でもアクセスしやすい場所として、以下のようなコートがよく紹介されています。
- PICKLEHEAD(ミーケービーチ周辺):ビーチから徒歩・車で数分。海外からの旅行者や短期滞在者の受け入れに慣れており、コーチングも充実
- Trang Hoàng Pickleball Club(ハイチャウ地区):コート数の多い大型会場で、 2026年ワールドカップでも試合会場のひとつになりました
- Tuyên Sơn(トゥエンソン):大きな大会でも使われる会場で、 2025年のVietnam Cupや2026年ワールドカップの会場にもなりました
- ホテル併設のコート:ビーチ沿いのリゾートなど、コートを備えたホテルもあります。宿泊者が無料で使えるかどうかはホテルごとに違うので、予約前に確認してください
料金・予約の目安
コート利用料は会場によって差がありますが、目安として 1時間あたり50,000〜250,000ドン(約300円〜1,500円ほど(1円=約163ドンで換算))で、昼間より夕方から夜の時間帯の方が高めに設定されている会場が多いです。
日中・平日の時間帯
比較的空いていて予約もしやすい
夕方17時〜21時ごろ
一番混みやすいゴールデンタイム。事前予約がおすすめ
多くのコートがラケット・ボールのレンタルに対応しているため、手荷物を増やさずに立ち寄れるのも旅行者にはうれしいポイントです。
経験がなくても大丈夫な理由
テニスや卓球の経験がなくても心配ありません。多くのコートが初心者向けレッスンを用意しており、道具を持たずに行ってもその場でレンタルできます。グループでのソーシャルプレイ(みんなで交代しながら遊ぶ形式)を開催しているコートも多く、一人での参加でも合流しやすい雰囲気です。
2026年ワールドカップについて
2026年8月30日から9月6日まで、「Heineken Pickleball World Cup 2026」がダナンで開催されました。ワールドカップがアジアで開催されるのはこれが初めてで、 65の国と地域から5,000人を超える選手が参加する、かなり規模の大きな大会でした(開幕前の登録段階では約80の国と地域とされていました)。「最も多くの国と地域の選手が参加したピックルボール大会」としてギネス世界記録にも認定されています。
主会場はティエンソン・スポーツコンプレックス(Tiên Sơn)で、トゥエンソン、Trang Hoàngなど市内の複数のコートでも試合が行われました。前年に開催された「Vietnam Cup 2025」も、約600人の選手と7,900人を超える観客を集め、ギネス世界記録にも認定されるほどの盛り上がりを見せていました。
大会は9月6日に閉幕し、オープン部門の団体戦決勝ではアメリカ代表が優勝、地元ベトナム代表は準優勝という結果でした。ホームでの決勝進出という健闘もあり、大会期間中はティエンソン・スポーツコンプレックスの観客エリアが無料開放され、多くの地元住民や旅行者が観戦に訪れていたようです。
こうした大型大会の開催が続いていることで、ダナンのピックルボール人気は一時的な流行ではなく、街のスポーツ文化として根付いていく段階に入っているようです。旅行のタイミングによっては、大会や練習風景を見学できるチャンスもあるかもしれません。
書いた人から:コート自体は何度も見かけているのに、実際にラケットを握ったことはまだありません。旅行中はどうしても観光やカフェ巡りを優先してしまうのですが、次はホテルの近くのコートを1回くらい予約してみようと思っています。
初めての人向け:ルールの基本
コートは横6.10m×縦13.41m(20×44フィート)で、バドミントンのダブルスのコートとほぼ同じ大きさです。ネットの高さは両端で91.44cm、中央で86.36cmと、テニスより少し低めです。ここまではUSA Pickleballの基準をもとにした解説によります。
ネットから両側2.13m(7フィート)までは「キッチン」と呼ばれる区域で、この中に足が入っている間は、ボールを地面に落とさずに打つ「ボレー」ができません。キッチンに入ること自体は禁止されていません。
- サーブは下から打ちます。腕を下から上に振り、ボールは腰より下で打ちます。
- サーブと、それを返す1球目は、どちらも1回バウンドさせてから打ちます(ツーバウンドルール)。
- 1ゲームはふつう11点先取で、2点差がつくまで続きます。昔ながらの数え方では、点が入るのはサーブ側だけです。
ルールの細かいところは会場によってゆるく運用されていることもあるので、最初はスタッフや一緒に打つ人に「初めてです」と伝えておくと安心です。
行く前に用意するもの
パドルとボールはたいていの会場で借りられます。用意しておきたいのは、動きやすい服、水、タオル、日焼け止めです。屋外コートは日中かなり暑くなるので、上の料金の表で安めの昼間を選ぶなら、帽子もあると楽です。靴は、横に動いても滑りにくい運動靴が向いています。サンダルだけで旅行している人は、運動靴を1足入れておくと安心です。
よくある質問
ダナンでピックルボールはなぜ人気なのですか?
世界的なピックルボールブームがベトナムにも波及し、2018年にホーチミン市から広まって2024年に一気に定着しました。さらにダナンは2026年8月30日〜9月6日に「Heineken Pickleball World Cup 2026」の開催地となり、アジア初開催という話題性も加わって、コート数・プレイヤー人口が急増しています。
ダナンでピックルボールをするのに経験は必要ですか?
経験は不要です。多くのコートでラケット・ボールのレンタルや初心者向けレッスンを提供しており、テニスや卓球の経験がなくても数十分で基本ルールを覚えて遊べます。旅行者の受け入れに慣れているコートも多く、飛び込みでの利用もしやすいです。
ダナンのピックルボールコートはどこで探せますか?
Googleマップで「pickleball」と検索するだけで、市街地中心部からミーケービーチ周辺まで数多くのコートが見つかります。2024年のブーム以降、続々と新設されているため、選択肢はかなり豊富です。
なぜベトナムでピックルボールがこれほど人気なのですか?
ルールが簡単で体力的な負担も比較的少なく、年齢や運動経験を問わず楽しめる点が大きな理由です。2018年にホーチミン市から広まり、2024年に一気にブームとなりました。プレー後にビーチでくつろいだり、近くのシーフード店に立ち寄ったりと、観光と組み合わせやすい点も支持されています。