なぜ今ダナンでこんなに人気なのか
ピックルボールは、テニスコートより小さいコートで、卓球のようなパドルと プラスチック製の穴あきボールを使う競技です。ルールが簡単で、体力的な負担も 比較的少ないため、年齢や運動経験を問わず楽しめるのが特徴です。
ベトナムでは2018年にホーチミン市から広まり、その後ハノイや ダナンにも波及。2024年に一気にブームとなり、続々とコートが 新設されました。ダナンでは市街地中心部からミーケービーチ周辺まで、Googleマップで 「pickleball」と検索するだけでかなりの数のコートが見つかる状態です。
旅行者でも遊べる主なコート
ダナン市内には数十カ所のピックルボールコートがありますが、旅行者でも アクセスしやすい場所として、以下のようなコートがよく紹介されています。
- PICKLEHEAD(ミーケービーチ周辺):ビーチから徒歩・車で数分。 海外からの旅行者や短期滞在者の受け入れに慣れており、コーチングも充実
- Trang Hoàng Pickleball Club(ハイチャウ区):16面のコートを 備えた大規模会場。空いている時間帯を見つけやすい
- Tuyên Sơn(トゥエンソン):地元の大会でも使われる会場で、 学生大会の予選なども開催されている
- ホテル併設のコート:Grand Mercure Danangなど、宿泊者が 無料で使えるコートを備えたホテルも増えている
料金・予約の目安
コート利用料は会場によって差がありますが、目安として 1時間あたり50,000〜250,000ドン(約230円〜1,200円ほど)で、 昼間より夕方から夜の時間帯の方が高めに設定されている会場が多いです。
日中・平日の時間帯
比較的空いていて予約もしやすい
夕方17時〜21時ごろ
一番混みやすいゴールデンタイム。事前予約がおすすめ
多くのコートがラケット・ボールのレンタルに対応しているため、手荷物を増やさずに 立ち寄れるのも旅行者にはうれしいポイントです。
経験がなくても大丈夫な理由
テニスや卓球の経験がなくても心配ありません。多くのコートが 初心者向けレッスンを用意しており、道具を持たずに行っても その場でレンタルできます。グループでのソーシャルプレイ(みんなで交代しながら 遊ぶ形式)を開催しているコートも多く、一人での参加でも合流しやすい雰囲気です。
2026年ワールドカップについて
2026年8月30日から9月6日まで、「Heineken Pickleball World Cup 2026」 がダナンで開催されました。ワールドカップがアジアで開催されるのはこれが初めてで、 81の国と地域から5,000人を超える選手が参加登録する、かなり 規模の大きな大会でした。
主会場はティエンソン・スポーツコンプレックスとトゥエンソン・スポーツビレッジ。 前年に開催された「Vietnam Cup 2025」も、約600人の選手と7,900人を超える 観客を集め、ギネス世界記録にも認定されるほどの盛り上がりを見せていました。
大会は9月6日に閉幕し、オープン部門の団体戦決勝ではアメリカ代表が優勝、 地元ベトナム代表は準優勝という結果でした。ホームでの決勝進出という 健闘もあり、大会期間中はティエンソン・スポーツコンプレックスの観客エリアが 無料開放され、多くの地元住民や旅行者が観戦に訪れていたようです。
こうした大型大会の開催が続いていることで、ダナンのピックルボール人気は 一時的な流行ではなく、街のスポーツ文化として根付いていく段階に 入っているようです。旅行のタイミングによっては、大会や練習風景を見学できる チャンスもあるかもしれません。