ダナン国際花火大会(DIFF)
毎年夏、ハン川沿いを舞台に開催されるダナン国際花火大会(DIFF)は、ダナン最大の年間イベントです。世界各国の花火チームが対戦形式で技を競い合う、 1チーム約20分の演出が見どころです。2026年大会は5月30日〜7月11日の全6夜(土曜日が中心)で、日本チームが2017年以来の出場を果たし、6月13日にイタリアと対戦したことでも話題になりました。
対戦カードや観覧エリアの詳しい情報は、 DIFF単体の記事にまとめています。ここでは旅行時期を考えるうえでのポイントだけ書いておくと、 2027年大会の日程はまだ発表されていませんが、例年5月末〜7月中旬という時期の傾向があるので、花火目当てならこの時期を候補に入れておくといいと思います。
テト(旧正月)の日程と注意点
ベトナムで一年のうち最も大きな行事がテト(旧正月)です。太陰暦にもとづくため、日程は毎年変わります。
元日:2027年2月6日(土)
連休:2月4日〜10日の7日間(旧暦12月28日〜1月5日)
2026年10月2日に政府(政府官房文書)で正式に承認されました(2026年10月10日確認)。この7連休は公的機関の休みで、民間の会社や店は休みが1日前後ずれることがあります。
テトの前には、多くの家庭が大掃除をし、桃や金柑の花を飾り、バインチュン(ちまきに似た伝統料理)を準備します。この時期の市場やスーパーはかなり混み合います。
観光客として気になるのは「お店が閉まっていないか」だと思いますが、ダナン・ホイアンのような観光地は、テト中も営業している店が多いのが救いです。一方で、地元向けの食堂やローカルな店は、少なくとも元日から3日目ごろまで休むことが多く、さらに長く休む店もあります。テト期間中に旅行する場合は、行きたい店が開いているかは、事前にGoogleマップで見ておかないと空振りします。
実際にテトの時期にダナンへ行ったのは、今のところ1回だけです(2025年2月、留学が始まったころ)。その夜、ハン川クルーズに乗っていたら、対岸のビル一面に新年を祝う電飾が映し出されていました。「HAPPY NEW YEAR」と英語で表示されていましたが、時期的にはこのテトを祝ってのものだったはずです。船上から眺める街は、普段陸から見ているのとはまったく違う顔をしていて、テトならではの特別な夜だったと思います。
年越しのカウントダウン、テトの花火の場所、12〜2月の天気は年末年始とテトのダナン旅行にまとめました。
その他の祝日・混雑シーズン
- 南部解放記念日(4月30日)・メーデー(5月1日):連休になることが多く、国内旅行客でホテル・ビーチが混雑しやすい
- 建国記念日(9月2日):2027年は9月2日〜5日の4連休。国内観光客が増える(2026年は公的機関で8月29日〜9月2日の5連休でした)
- 中秋節(旧暦8月15日):2026年は9月25日(金)。子どものお祭りとして、ランタンや獅子舞で街がにぎわいます(中秋節の記事)
- ベトナム文化の日(11月24日):2026年11月24日(火)が公務員の休日(1日)として承認されています
- 夏休みシーズン(6〜8月):祝日ではないが、ベトナムの学校が夏休みに入るため、観光地全般が混雑しやすい
- ホイアン国際ランタン祭り(2026年12月3〜6日)とダナン・クリスマスマーケット(12月4〜6日):ダナン市観光局の2026年の行事一覧に載っている予定です。11月23日〜12月7日には、ホイアン旧市街で文化遺産の日にちなむ行事(旧市街の入場無料も予定)があります。くわしくは年末年始とテトの記事へ
イベントに合わせて行く?避ける?
個人的には、花火大会の時期に合わせて旅行するのはおすすめです。 2025年の6月末ごろに川の近くで見ましたが、けっこうすごかったです。花火という非日常の演出に加えて、期間中はハン川沿いに屋台やパフォーマンスも増え、街全体がお祭りムードになります。ただしホテル価格が上がりやすいので、予約は早いに越したことはありません。
逆に、テトの時期は上級者向けだと感じています。観光地自体は営業していますが、街全体のリズムが「地元の家族行事」に大きく傾くタイミングなので、普段のダナンとは少し違う空気になります。初めての旅行なら、テトを外した時期を選ぶ方が無難だと思います。
月ごとのイベントの目安(ダナン市の2025年一覧より)
ダナン市観光局は、毎年その年のイベント一覧を出しています。下は2025年版をもとに、旅行者が出会いやすいものを月ごとに並べたものです。日付は年によって変わるので、行く月の目安として見てください。
| 月 | 主なイベント(2025年の例) |
|---|---|
| 1〜5月 | バーナーヒルズの花のお祭り(1月25日〜5月30日) |
| 3月 | ダナン国際マラソン(3月21〜23日)、フードツアー・フェスティバル |
| 4月 | ビーチの観光シーズンの開幕(4月16〜20日)、全国の獅子舞・龍舞のお祭り(4月29日〜5月1日) |
| 5月 | IRONMAN 70.3(5月11日)。2026年は5月10日に、ベトナム初のフルのIRONMANと同時開催 |
| 5〜7月 | ダナン国際花火大会DIFF(5月31日〜7月12日) |
| 6〜10月 | Sun KraftBeerのビールフェスティバル |
| 7月 | 「Enjoy Da Nang」フェスティバル(7月16〜20日)、ベトナム・日本フェスティバル(予定) |
| 8月 | ベトナム・韓国フェスティバル(8月22〜24日) |
| 10月 | ドイツビール祭り(2026年は10月22〜24日)、10月20日はベトナム女性の日 |
| 12月 | クリスマスと年越しのお祭り |
マラソンやIRONMANの日は、コースになる海沿いの道路が通行止めになることがあります。その日に移動の予定があるときは、ホテルで交通規制を確かめておくと安心です。10月20日のことはベトナム女性の日の記事に書いています。
よくある質問
ダナン国際花火大会(DIFF)はいつ開催されますか?
毎年5月末から7月中旬にかけて、土曜日を中心に全6夜の競技形式で開催されます。2026年大会(DIFF 2026)は5月30日から7月11日まで開催されました。2027年の日程は例年の傾向から近い時期になると見られますが、公式発表を待つ必要があります。
ベトナムのテト(旧正月)はいつですか?
2027年のテト元日は2月6日(土)の予定です。2027年のテト休暇は2月4日〜10日の7日間で、2026年10月2日に政府が承認しています(2026年10月10日確認)。この7連休は公的機関の休みで、民間の会社や店は休みが1日前後ずれることがあります。ダナン・ホイアンなどの観光地は、テト中も営業している店が多い一方、地元向けの店は少なくとも元日から3日目ごろまで休むことが多くあります。
花火大会の観覧に予約は必要ですか?
有料観覧席は事前予約が推奨されます。ハン川沿いの無料エリアからも見られますが、最前列は夕方から埋まり始め、19時ごろにはかなり混み合います。良い場所を取りたい場合は、早めに着いておくと安心です。