雨の日、どんな気分になるか
9月に行った回は、滞在中ずっと大雨でした。ホイアンは一部が洪水になるほどで、ダナンに着陸するときも揺れがひどく、機内でかなり不安になりました。観光地はどこも行ける状態ではなく、その日はビンコムプラザのモールで映画を見て過ごしました。上映していたのは「クレヨンしんちゃん」の映画で、まさかダナンで見ることになるとは思っていませんでした(天気の記事にも書いています)。
雨季のダナンは、乾季のイメージとはまるで別の街です。海は荒れて灰色になり、ビーチ沿いの賑わいも消えます。最初は肩を落としますが、視点を変えると、これはこれで悪くない一日に変えられます。
雨の日の過ごし方5選
1. スパで90分コースを予約する
雨の日こそ、スパの価値が跳ね上がります。外を歩けない時間を、そのまま休む時間に変えられます。
3. カフェを何軒もはしごする
雨の音を聞きながらベトナムコーヒーを飲むのも悪くありません。1軒に長居せず、数軒回ってみると、街の違う表情が見えてきます。
4. マーブルマウンテンの洞窟部分を狙う
屋根のある洞窟寺院部分は、小雨程度なら十分に楽しめます。ただし大雨のときは階段が滑りやすく、立ち入りが制限されることもあります(下の「雨季の降水量」も参照)。
5. ホテルのプールバーで昼から一杯
屋根付きのプールバーがあるホテルなら、雨を眺めながらお酒を飲むという、乾季にはできない贅沢な過ごし方ができます。
10〜11月の雨季に行くときの、天気の確かめ方と予定の立て方は雨季のダナン旅行の記事にまとめています。
雨季の降水量と、台風・洪水の目安
ダナンの雨季は、公開情報では9月から12月ごろとされています。同じ情報では、乾季の3月は月に20〜30mm、8月は100〜150mmほどと紹介しています。10月と11月は降水量が特に多い時期とされ、月ごとの順位は集計によって入れ替わります。ほかの旅行サイトでは雨季を10月〜1月とするものもあり、ダナン市政府のサイトは8月〜12月としています。年や集計の出どころで幅がありますが、10月と11月がピークという点はどの情報源も共通しています。
台風は9月〜11月に多く、なかでも10月がもっともリスクの高い月とされています。低地では洪水が起きやすく、10月と11月は台風にともなう冠水に注意が必要と紹介されています。10〜11月が山場と見ておくのが無難です(以上、2026年10月10日確認)。
予報が「一日中雨」でも、実際には降る時間帯が限られる日があるとされています。屋内の予定を軸にして、晴れ間が出たらビーチやソンチャ半島、マーブルマウンテンに切り替える、という組み方が紹介されています。ある旅行サイトは、屋内7割・屋外3割を目安にしています。大雨や台風のときは、マーブルマウンテンの階段が滑りやすくなり、立ち入りが制限されることもあるため、無理をしないでください。
雨でも行ける屋内施設の営業時間と料金
ダナン市内の博物館は、雨の日の定番として各サイトで挙げられています。下表は、確認できた情報をまとめたものです。同じ施設でもサイトによって時間や料金が食い違うため、出典と日付を併記します。
| 施設 | 営業時間 | 入場料 | 出典 |
|---|---|---|---|
| チャム彫刻博物館 | 7:30〜11:00、13:00〜17:00(昼休みあり。毎日開館とする記事と月曜休館とする記事があります) | 大人60,000ドン(約370円、子ども料金は要確認) | VinWonders(2025年7月12日付)、Da Nang Fantasticity(2020年掲載)ほか |
| ダナン博物館(チャンフー通り) | 8:00〜11:30、14:00〜17:00(月曜休館。日曜も開館しているかは要確認) | 50,000ドン(約310円、市民・学生は20,000ドン、約120円) | 時間:Hoi An Day Trip(2025年5月更新)、料金:Tuoi Tre(2026年6月8日付) |
| アート・イン・パラダイス(3Dミュージアム) | 9:00ごろ〜18:00(20:00までとする情報もあり) | 外国人大人200,000ドン(約1,230円、身長1〜1.3mの子どもは100,000ドン、約610円) | VinWonders(2025年11月18日付)、mia.vn(2025年7月29日付) |
チャム彫刻博物館は、市の観光サイト(2020年掲載)では午前7:30〜11:00、午後13:00〜17:00で月曜休館、入場料は一律60,000ドン(約370円)とされています。VinWonders(2025年7月12日付)も同じ午前・午後の時間帯を挙げており、昼の11:00〜13:00は入れない可能性があります。一方、VinWondersは毎日開館としており、Sun Paradise Landは博物館2館の入場料を20,000〜40,000ドン(約120〜250円)としています。食い違いがあるため、休館日と料金は行く前に確認してください。Googleマップのレビューには、入場料を日本円で約300円とする投稿もあり、50,000〜60,000ドン(1円=約164ドン換算で約300〜370円、2026年10月時点)という上の金額とおおむね合います。アート・イン・パラダイスは、営業時間が情報源によって18時までと20時まで(最終入場19時)に分かれているため、夕方以降に行く場合は事前に確認してください。
ダナン博物館は、以前は無料と紹介されていましたが、2026年6月の現地の報道によると、入場料は大人50,000ドン(約310円、外国人も同額)です。同じ記事では、2026年6月10日からダナン美術館が40,000ドン(約250円)、ダナン博物館の第2館(ファンボイチャウ通り)が20,000ドン(約120円)になったと報じられています。なお、ダナン市観光局の2026年1月の料金一覧では、美術館は20,000ドン(約120円)、第2館は無料でした。映画館(CGVやロッテシネマ)や料理教室も雨の日の候補として挙げられていますが、料金と時間は確認できなかったため、ここでは載せません。
雨の日の移動:Grabの待ち時間・料金とレインウェア
旅行サイトの解説では、雨が降ると配車料金が上がり、ドライバーが減って需要が増えるため、キャンセルされることもあります。通勤時間帯(7〜9時と17〜19時)は、料金が2〜5割上がることがあるとも書かれています。具体的な雨天の上昇率は示されていません。
- 通常時の待ち時間の目安:ダナン3〜6分、ホイアン10〜15分、郊外は15〜20分。雨の日はこれより延びる可能性があります。
- 通常時の料金の目安:ミーケービーチから市街中心部(約5km)で、GrabBikeが20,000〜35,000ドン(約120〜210円)、GrabCarが50,000〜80,000ドン(約310〜490円)。
- 市内を横切る程度の距離で50,000ドン前後(約310円)、数分で来ることが多いとする記事もあります。
レインウェアについて、Local Vietnamはビニール製のポンチョがダナンの店で広く売られていると紹介しています(価格の記載はありません)。Sun Paradise Landは、バイクに乗る場合は膝まで隠れるフード付きの長いポンチョ、折りたたみ傘、10〜20リットルの防水バッグ、防水の靴を挙げています。小雨でも、ルートを事前に確認してから出発するよう勧めています。
以上は2026年10月10日に確認した公開情報で、料金や待ち時間は時間帯や天候で変わります。
雨だからこそ気づいたこと
晴れた日は、どうしてもビーチと観光地を効率よく回ることに意識が向きます。でも雨の日は、予定通りに動けない分、その場その場で判断する時間が増えます。自分の場合も、大雨の日はモールで映画を見ることになりました。予定どおりにはいきませんでしたが、ダナンで日本のアニメ映画を見るという、ふつうの旅行では起きないことが起きた日でした。
次にダナンへ行く予定を立てている人へ。もし天気予報が悪くても、それだけで旅を諦める必要はありません。晴れの日とは違う顔のダナンに出会える、そう思って荷物に折りたたみ傘を一本、忍ばせておいてください。
※円の金額は、1円=163ドン(2026年10月)で計算した目安です。
よくある質問
ダナンで雨の日は何をすればいいですか?
スパやマッサージ、ロッテマートやビンコムプラザなどのモール、カフェ巡り、屋内型の観光施設がおすすめです。雨の日は観光地の混雑も減るため、マーブルマウンテンの洞窟部分など屋根のある場所を狙うのも選択肢です。
ダナンの雨季はいつからいつまでですか?
公開情報では9月〜12月ごろとされることが多く、1月まで雨が残る年もあります。特に10月〜11月は雨量が多く、台風の影響を受けることもあります。
雨の日のダナンでおすすめの過ごし方は?
スパで90分コースを予約する、ロッテマートやビンコムプラザなどのモールで半日過ごす、カフェを何軒もはしごするのがおすすめです。特にスパは、雨の日こそ贅沢さが増して感じられます。
雨季のダナンでもビーチは楽しめますか?
雨季は海が荒れて灰色になり、乾季のような賑わいはなくなります。ビーチで泳ぐこと自体は難しくなりますが、屋根付きや屋内のプールがあるホテルなら、雨の日でも利用できます。予約前に確認しておくと安心です。ビーチ目的なら乾季(2〜8月ごろ)の渡航がおすすめです。